歩いた時に股関節が鳴る原因

Q.歩くと股関節あたりがコキコキと音がします。痛くはありませんが気になります。
A.股関節に異常がある場合とそれ以外に異常がある場合があります

歩くと股関節が鳴ったり、引っかかり感や痛みを伴う場合には、股関節内に問題がある場合と、股関節外に問題がある場合とがあります。

①股関節内に異常がある場合

股関節は大腿骨頭と骨盤の受け皿である臼蓋とによって構成されています。大腿骨頭と臼蓋の形状が適合していない場合にはこのような症状が出ます。

原因としては、先天的に股関節の形状が異常である先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全、後天的に栄養障害等で大腿骨頭が壊れてしまう大腿骨頭壊死、荷重や事故等の外力により関節軟骨が磨耗したり損傷を受け、進行すると骨変形まで起こす変形性股関節症等が考えられます。

治療は、股関節の形成手術や、人工関節に換える手術等が考えられます。

②股関節外に異常がある場合

弾発股は腸脛靭帯と大腿骨の大転子と呼ばれる骨の出っ張りとの間の引っかかりやズレによって起こるものです。股関節を曲げたり、腿を内側や外側に捻転するときに腸脛靭帯が大転子の所で滑り、バシッと音を立てたり(弾発音)、痛みが出たりするものです。治療は患部の安静、シップ等の外用薬や消炎鎮痛剤投与、ステロイド剤の患部への注射等がありますが、改善しない場合は腸脛靭帯を縦に切り、切開部を大転子部に縫着したりします。

簡単に改善しない股関節の弾発音やその時発生する疼痛がある場合には、整形外科でレントゲンやCT等の検査や診察を受け、原因の解明と治療法をよく相談して下さい。

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