肝臓が悪いと糖尿病になる?

Q.肝臓が悪くて糖尿病になることがあると聞きました。本当ですか?

A.本当です。

糖尿病とは血液中のブドウ糖つまり血糖が正常人よりも上昇する病気で、尿検査で尿糖が陽性になります。血糖が高すぎることがすぐに生命の危険になることはめったにありませんが、高血糖が続くことによって動脈硬化が進みやすくなり脳梗塞や心筋梗塞を起こしたり、目の網膜が障害される糖尿病性網膜症から失明、腎臓の機能が障害される糖尿病性腎症から腎不全、手足などの感覚が障害される糖尿病性神経障害などの合併症が起きてきます。

肝臓には血糖値を一定範囲に保つ働きがあります。つまり食べた糖質は肝臓でグリコーゲンに作り替えられて貯蔵され、血糖は上昇しすぎない(高血糖)ようにし、空腹になると肝臓はグリコーゲンを糖に戻して血液中に供給し、血糖が下がりすぎない(低血糖)ようにします。このように肝臓はブドウ糖の貯蔵庫として働きます。

肝臓の働きが悪くなるとこの糖をグリコーゲンに作り替えたり、グリコーゲンを糖に戻したりして血糖値を一定範囲に保つ貯蔵庫としての働きが低下します。つまり、食後には血糖が上昇しすぎ、空腹時には低血糖になりやすくなります。食後血糖異常上昇がすなわち糖尿病です。また、肝臓の働きが悪いと血糖を下げるホルモンであるインスリンの作用の仕方が悪くなり、食後インスリンが分泌されても血糖が下がりにくくなります。

肝硬変患者の約4割が糖尿病を合併しています。医師は肝硬変と糖尿病の両方をコントロールしつつ合併症を診ていくことになります。

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