ヨーグルトで便通を整える
Q.便通をよくするためにヨーグルトはどれぐらい食べればよいですか?
ヨーグルトは便通をよくするというのは本当ですか?
また、腸の中のビフィズス菌を増やすにはヨーグルトをどのくらいを目安に食べればよいですか?
A.ビフィズス菌は死滅して生きたまま腸まで届いて増殖できるのは限らるので2~3日続けて食べると効果的です。
ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたもので、腸を刺激して便秘を予防するなどすぐれた作用のある食品です。 また、腸内の有害な菌の繁殖を抑えて、善玉の腸内細菌を増殖させたり、免疫力を高めるなどの作用があります。
乳酸菌の種類は多く、ビフィズス菌もそのひとつです。ビフィズス菌は、善玉菌で、便秘の予防、解消に優れていて、下痢も予防します。
摂取されたビフィズス菌は死滅してしまい生きたまま腸まで届いて増殖できるのは限られているため、ビフィズス菌入りのヨーグルトなどを朝食時に100~300g食べることを2~3日続けると効果的です。
オリゴ糖は分解されることなく大腸に到達して腸内細菌によって分解され、ビフィズス菌等の栄養になって菌を増殖させて腸の調子を整える作用があるため、ヨーグルトなどと一緒にオリゴ糖を一緒に食べると効果があがります。
オリゴ糖は、果物やたまねぎ、はちみつ、みそなどからアメ、ビスケットなどの製品にも含まれます。また、市販のオリゴ糖もあります。
ヨーグルトなどを工夫して毎日欠かさず食べるのが腸内環境に良いようです。