漢方薬の副作用
Q.薬は副作用が怖いので漢方薬を飲むようにしています。漢方薬でも副作用はありますか?どのようなものですか?
A.漢方薬は西洋薬(漢方以外の一般の薬)に比べると副作用は少なく、体にやさしい薬です。
西洋薬の場合は病気が治れば薬はなるべくやめた方がよいとされますが、漢方の場合は長く続けることにより、免疫を高めたり、健康増進することができるのが大きな違いです。
漢方の副作用としては、やはりアレルギー的なものはあります。食べ物のアレルギー等と同じように、特異体質によるもので、発疹が出たりすることがあります。服用を中止すれば通常すぐに発疹は消えます。
それ以外の重篤な副作用としては、小柴胡湯による間質性肺炎が報じられて話題になったことがありました。しかし、頻度的には二万五千分の一と、高いものとは言えず、過剰に恐れる必要はありません。インターフェロンを使用中の人にはこの副作用が起こりやすいので併用はできません。
その他、体質にあっていない漢方薬を服用してしまうと、下痢、胃の不快感、動悸、脱力感、等の不調を起こすことはあります。やはり自己判断で服用してみて、うまくいかないときは漢方を扱う病院に行って相談してみるべきでしょう。特に麻黄、甘草等は生薬としては作用が比較的強いので、(その分効果も出やすいのですが)注意が必要です。
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