脚がつる原因
Q.脚がつる原因は?その対処法と予防法は?
特に脚を使った覚えもないのに夜寝ていて脚がつることがあります。
脚がつった時の自分でできる対処法と予防法があれば教えてください。
また、冷え性は関係ありますか?
A.栄養障害や疲労の蓄積による筋肉の痙攣が主な原因です。
筋肉は栄養障害や疲労の蓄積で痙攣を起こすことがあります。水泳をしていて脚がこむら返りを起こしたり、就寝中に突然脚がつるといった場合です。
水泳では、水による体温の低下を筋緊張による熱の産生によって代償するため、筋肉が緊張し疲労が蓄積したり、低水温では血管が収縮し、血流低下(栄養不足)で痙攣が起こりやすくなります。また、就寝中の痙攣は、昼間の活動による疲労の蓄積と、就寝中は筋肉があまり動いておらず血流低下に陥りやすいのが原因と考えられます。
脚がつった時の対処法は、つったふくらはぎの筋肉をゆっくりと伸ばしてやることです。手でつま先を持ってゆっくりと自分のほうに引っ張るか、立ち上がってつま先を床につけ、ゆっくりと踵を下げふくらはぎを伸ばします。就寝中の痙攣では急に立ち上がると転倒する可能性もあり、座った状態でつま先を持ちふくらはぎを伸ばしてやる方が安全でしょう。
冷え性では筋肉内の血流量の低下、筋肉のボリュームの減少等が一般的で、やはりふくらはぎ等の筋肉の痙攣を起こしやすい体質といえます。
<予防法>
- 疲労を残さない
- 冷やさない
- 運動で筋肉を動かして血流を良好に保つ
- 風呂で十分あたためる
- ビタミンEを服用する