肝炎で血小板が減る理由
Q.肝炎が進行すると血小板が減る理由は?
C型肝炎から肝硬変になりかけていると言われました。また、血小板が低いとも言われました。どうして血小板が減るのですか?
A.脾臓の腫大とトロンボポエチンの減少で、肝炎から肝硬変に進行するにつれて血小板が減ります
慢性肝炎と肝硬変との境界は明瞭ではなく、慢性肝炎→肝硬変に近い慢性肝炎→慢性肝炎に近い肝硬変→肝硬変と進行していきます。進行するにつれ血小板は減少し、血小板数10万(/μL)以下なら肝硬変になっていると推定されます。
血小板が減ってくる原因として、1.脾臓の腫大(脾腫(ひしゅ))と、2.トロンボポエチンの減少があります。
脾腫は肝硬変に伴って脾臓が大きく腫れることで、腫れた脾臓に血小板が停滞するために全身を回る血液中の血小板が減ります。トロンボポエチンは肝臓で作られ血小板を増やす作用がありますが、肝硬変のように肝臓が障害されるとトロンボポエチンの産生が減り血小板が減ります。
肝硬変の治療は格段に進歩し長期に苦痛もなく長生きできる病気になりましたから、主治医と相談しながら治療を継続してください。