虫に刺されるとシミになる?
Q.28歳の女性です。虫刺されの痕がシミになってしまいます。どうしたら防げますか?
A.虫刺されのあとがシミになるのは炎症性色素沈着と言われるものです。虫刺されができたときに、掻いてしまうとより色素沈着を起こしやすくなりますし、あまり掻かなくても体質的に起こしやすい人があります。
対策としてはまず掻かないようにするために刺されたらすぐ痒み止めの薬を塗ることです。
市販の痒み止めには、以下のような成分が配合されています。
ジブカイン等の局所麻酔薬・・・即効的に感覚を麻痺させて痒みを止めるが持続性はない。
コルチゾン等のステロイド薬・・・炎症を抑え、痒みを止める。痒みに対しての即効性はあまりないが、発疹自体を早く治す力がある。広範囲に使うと副作用が出るが、虫刺され等の限局部位に使用するにはそれほど問題はない。
その他メントール等のすっとする成分や、カプサイシンという唐辛子の成分(軽い止痒効果がある)等が入っています。
これらで痒みのコントロールをするとともに、しみになった部分に関しては、美白剤を使います。
実際皮膚科では、まず痒みに対してはステロイドの塗り薬を使い、痒みが非常に強ければステロイドのテープ剤を貼ります。痒みが治まったところで、美白治療を開始します。軽いものであればボディ用の美白剤を使います。(顔用のものではボディにはききめが弱いため。)シミが濃い場合はピーリング治療を行います。
ボディのピーリングは顔より若干強めに行うことができるため、一度でもわりと大きな改善が見られます。もちろん日焼けは厳禁です。